亡き妻とは政略結婚で一度も愛を感じた事のなかった徹。愛に飢えた人生で生活は乱れ酒に溺れる毎日。そんなある日、息子の嫁・由奈が徹を心配してやってきた。酒で朦朧としていた徹は目の前に突如現れた美しい由奈のふっくらと潤いのある唇に引き寄せられ思わず接吻をしてしまう。衝動的な出来事だったが徹はその唇の感触が忘れられず夜、由奈の寝室に忍び込むと、再びその唇を奪い艶やかな肉体にも手を伸ばしていくのだった…。

営業の仕事をしていたひかりはこの仕事が自分に合っているのか悩んでいた時、優しく励ましてくれたのが社長だった。剛腕な社長で人望もあり、ひかりは異性として恋心を抱くようなっていた。奥さんが居る事も知っていて叶わぬ恋…。それが今の義父・徹だ。ひかりは徹の息子、淳史からのプロポーズを受け入れた。徹の傍にいたいから…。そして、その想いを徹へ伝える時が来た。淳史の浮気を知り、何かがひかりの中で吹っ切れて…。

外資系ファンドで大きな投資を任されていた夫・圭一。同僚である大木は親友でありライバルだった。しかし、ある日、圭一は大きな損失を出し追い込まれてしまう。そんな圭一に大木はとあるゲームを持ちかける。圭一の妻・まゆを誘惑し、乗れば大木の勝ち、乗らなければ取引を譲ると…。圭一は絶対の自信があった。まゆは自分を愛していると。そしてゲームを開始すると大木は巧みな手でまゆの心を乱し略奪していくのだった…。